・これから始めようと考えている仕事に関連する資格をとる
・未経験でも採用につながる資格をとる
・育児や家事の隙間時間で取得出来る資格をとる
目次
主婦の再就職や仕事復帰には資格を持っていると有利
結婚や出産を機に退職して専業主婦になったものの、子育てが一段落して再就職を考えるようになると、
・ブランクがあるけど就職出来るだろうか
・資格を取った方が就職しやすくなるのかな
・主婦の再就職に有利な資格ってなんだろう
と考えてしまいますよね。
もちろん仕事復帰するにあたって資格は必須ではありませんが、スムーズに就職するためには何かしら資格を持っておいたほうが有利になると言われています。
でもどんな資格でも良いわけではありません。
どんな資格を取ると再就職に有利になるの
仕事復帰する準備としてどんな資格を取得するのがいいのでしょうか?
再就職を目指す主婦が資格をとる場合は
・これから始めようと考えている仕事に関連する資格
・未経験でも採用につながる資格
・育児や家事の隙間時間で取得出来る資格
を基本に考えるといいでしょう。
資格をとる際におさえておきたいポイント
主婦が再就職のために資格をとる際におさえておきたいポイントは次の3つです
取得の難易度が低い資格
資格には比較的簡単に(といってもそれなりの学習時間は必要ですが)取れる資格がある一方、長時間の学習時間が必要な資格や、独学や通信講座だけでは取得が困難な資格があります。
いくら子育てが一段落したといっても、家庭内でしなければならないことも多い主婦は、資格取得の勉強にかけられる学習時間は限られてしまいます。
そのため取得まで何年もかかるような難関資格は避ける方がよいでしょう。
自分が普段から使える時間や、時間をやりくりして無理なく学習できるような資格にチャレンジする方がよいと思います
もちろん将来やりたい仕事のため、目指す資格にチャレンジすることも大切だと思います。
実務経験不要で受験できる資格
資格によっては受験に際して実務経験や学歴要件が必要な資格があります。
自分がチャレンジしたい資格の受験要件は、必ず確認するようにしましょう。
合格後に資格者として登録する際に実務経験が必要な場合もありますが、就職後に資格を取るよりも早く資格者として登録できるので、就職前に資格試験に合格しておくと楽になります。(例えば 登録販売者など)
求人が多い資格
せっかく勉強して資格を取っても、それを活かす仕事に就けないと取った資格が無駄になってしまいます。
求人が多い仕事に役立つ資格を取ると、仕事復帰したときや転職・再就職で仕事を探しやすくなります。
また求職数が多い業種は、関連する資格を持っていると未経験でも採用につながる場合が多い傾向にあります。
主婦の仕事復帰におすすめの資格
日商簿記検定
日商簿記検定は日本商工会議所が主催する簿記会計に関する知識がどの程度であるかを評価する検定試験で、初級~1級まで4段階に分かれています。
各級のうち就職や転職に有利となるのは3級以上で、2級を取得すると簿記会計の知識が優れていると認知されているので就職や転職にかなり有利となります。
簿記2級を活かすことが出来る仕事は幅広く、一般企業の経理部門や営業事務、税理士事務所や会計事務所などがあります。
主婦の再就職先で事務の仕事は人気がありますが、求人はそれほど多くないためおのずと競争率は高くなります。
経理部門では実務経験がある方が有利となってしまいますが、一般事務の求人では簿記資格保有者が優遇されることが多いようです。
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登録販売者
登録販売者は2類や3類の医薬品の販売が出来る資格で、ドラッグストアではかなり有利になる資格です。
ドラッグストア業界は比較的求人も多く、勤務場所も自宅近くや駅の近くにあることも多いので通勤にも便利で勤務時間も融通が利くことが多いです。
また多くのドラッグストアでは、登録販売者資格を持っている人に対して資格手当を出してるので収入面でも資格を取るメリットは大です。
登録販売者は年齢や学歴に関係なく受験することが出来、難易度もそれほど高くないので子育て中の主婦でも資格の取得はそれほど難しくはありません。
注意点としては登録販売者として登録するためには、過去5年以内に実務経験が2年以上あることが必要となりますが、就職前に資格試験に合格していれば有資格者として就職はかなり有利になります。
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保育士
保育士は育児の経験が生かせる仕事としておすすめです。
共働きの家庭が増えたことや待機児童問題から保育士の求人は多く、再就職しやすくなっています。
保育士の仕事は保育園だけではなく、病院や大型商業施設の託児施設や働く時間の自由がきくベビーシッター派遣会社も人気です。
保育士になるには年二回実施される保育士試験を受験する必要がありますが、保育士試験の筆記試験には科目合格制度が取られていて、必ずしも1回の試験で9科目すべての科目に合格する必要はありません。
合格した科目は3年間の有効期間があるので、3年のうちに全科目合格をすればよいことになります。
このため家事や育児をしながらでも合格することは難しいことではありません。むしろ複数年かけて計画的に受験することで、無理なく保育士の資格を取ることも可能となっています。
注意点としては保育士の試験には学歴等による受験資格が必要です。
短期大学以上の卒業か、卒業年度によって異なりますが高等学校卒以上の学歴があれば受験可能です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士の主な仕事内容は、不動産の購入及び賃貸の取引の際に、物件の状態や不動産の権利関係についての重要な情報を顧客に提供することです。
不動産会社などでは5人に1人の割合で宅地建物取引士を設置しなければいけません。このため資格を持っていると、不動産関係の会社に採用されやすい有利な資格と言えます。
宅地建物取引士の資格は国家資格の中でも比較的取りやすく、資格取得者には手当が支給される会社もあるのでおすすめです。
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介護職員初任者研修
介護職員初任者研修とは、2013年にホームヘルパー2級が廃止されて新たに出来た資格で、介護の入門資格です。
介護の現場は常に人手不足なため主婦の再就職には有利な資格になります。
介護職員初任者研修を終了し介護の現場で経験を積むことにより、介護福祉士実務者研修、介護福祉士、認定介護福祉士といった、より高度な仕事が出来る資格にチャレンジすることも出来ます。
介護職員初任者研修では、130時間のカリキュラム修了後に試験を受けて合格しなければなりません。
ただし試験と言っても研修内容の確認と言った意味が多く、研修内容を理解していれば問題なく合格できるレベルとなっています。
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Writer:K.K