保育士

資格種類難易度合格率おすすめ度
国家資格普通20%
保育士の概要

・求人が多く子育てが終わった主婦にも最適
・資格取得までの平均学習時間は100時間
・科目合格制度で最大3年かけての合格が可能

 

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保育士とは

保育士は働くお母さんやお父さんに代わって子どもの世話をするのが仕事です。

児童福祉法第18条において、「登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」と規定されています。

保育士は常に人手不足なので常時求人は多くあるので、保育士資格を取得すると就職や転職にかなり有利となります。

 

保育士の仕事内容

保育士の仕事は、乳児から小学校入学前の保育を必要とする子どもを預かり、保護者に代わり子育てをすることです。

特に成長期の子供に対して、基本的な生活習慣を身につける手助けをしたり、社会性を養う手助けをしたりと、子供のその後の成長のための重要な役割を担っている仕事です。

ただ保育士の仕事は子供の世話をする以外にも保護者対応、連絡帳や園だよりといった書類作成など多岐にわたっているので常に忙しく、勤務時間が長くなってしまうこともあります。

保育士の仕事は社会を支え、子供の成長を支えていくとてもやりがいのある仕事です。

 

保育士資格の活かし方

保育園、認定こども園

保育士の資格を生かせる就職先でまず思い浮かべるのが保育園や認定こども園です。

保育所などの児童福祉施設には「保育士の配置基準」が法令によって定められていて、例えば0歳児の場合は子供3人に対して保育士1人、3歳児は子供20人に対して保育士1人などと、配置しなければならない保育士の人数が定められています。

最近の待機児童問題を受けて、保育士の確保に苦労している保育園やこども園が増えているため、保育士資格者は慢性的に不足している状態です。

病院や大型商業施設の託児施設

大きな病院やショッピングモールなどの商業施設には、そこで働くお母さん達のために独自の託児施設が併設されている場合があります。

このような施設でも保育士資格を持った人の求人は多く、また充実した福利厚生など働きやすい環境を整えていることもあり意外と人気がある就職先となっています。

ベビーシッター

海外ドラマでよく見かけるベビーシッターですが、最近は働く時間の自由がきくからとベビーシッター派遣会社で働く保育士さんも多くいます。

ベビーシッターは必ずしも保育士資格は必要ではありませんが、大切な子供を預ける親御さんから見ると、保育士資格をもったベビーシッターさんに対する安心感から保育士の求人も多くあります。

 

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保育士の受験情報

試験日前期日程:筆記試験4月、実技試験7月
後期日程:筆記試験10月、実技試験12月
申込日前期日程:2月頃
後期日程:8月頃
受験資格・短大卒業程度
・平成3年3月31日以前に高等学校を卒業する
・児童福祉施設にて2年以上かつ2,880時間の実務経験
 など
受験地全国47都道府県
受験料12,950円
試験内容筆記試験
実技試験
合格基準筆記試験 全教科60%
詳細全国保育士養成協議会

 

保育士試験について

受験資格

保育士試験には受験資格が必要です。

1.大学・短大・専門学校などを卒業する、または2年以上在籍して62単位を取得する(見込みでも可)
2.平成3年3月31日以前に高等学校を卒業する
3.高校または中等教育学校等を卒業し、児童福祉施設にて2年以上かつ2880時間の実務経験がある
4.義務教育を修了し、児童福祉施設にて5年以上かつ7200時間の実務経験がある

などです。

詳しくは 保育士試験 受験資格

試験日と受験地

保育士試験は年二回実施されています。

前期日程:筆記試験4月、実技試験7月
後期日程:筆記試験10月、実技試験12月

実技試験は筆記試験合格者にのみ実施されます。

保育士試験は各都道府県で行われます。

試験内容と合格基準

保育士試験の筆記試験は2日間に渡り9科目行われます。

・保育の心理学 20問 60分
・保育原理 20問 60分
・子ども家庭福祉 20問 60分
・社会福祉 20問 60分
・教育原理* 10問 30分
・社会的養護* 10問 30分
・子どもの保健 20問 60分
・子どもの食と栄養 20問 60分
・保育実習理論 20問 60分
*教育原理・社会的養護は同時試験となり60分間で2科目20問

筆記試験の合格基準は各科目毎に60%の得点が必要です。

実技試験は筆記試験の合格者に対して実施され、次の3分野から2分野を選択して行います。
・音楽に関する技術
・造形に関する技術
・言語に関する技術

 

保育士合格までの道のり

保育士試験の筆記試験には科目合格制度が取られていて、必ずしも1回の試験ですべての科目に合格する必要はありません。

合格した科目は3年間の有効期間があるので、3年のうちに全科目合格をすればよいことになります。

このため働きながらでも合格することは難しいことではありません。むしろ複数年かけて計画的に受験することで、無理なく保育士の資格を取ることも可能となっています。

筆記試験については独学での合格も十分可能です。そのためにはしっかりとした学習計画と良い参考書が必要となります。
確実に合格を勝ち取るためには通信講座の利用がおすすめです。

 

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