中小企業診断士

資格種類難易度合格率おすすめ度
国家資格難関20%
中小企業診断士の概要

・企業経営コンサルタントとしての唯一の国家資格
・資格取得までの平均学習時間は1,000時間
・キャリアアップや経営コンサルタントとして独立開業も

 

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中小企業診断士とは

中小企業診断士は中小企業支援法に基づく国家資格で、企業経営コンサルタントとしての唯一の国家資格です。

中小企業の経営者からの依頼を受けて企業の経営内容をさまざまな角度から診断し、適切なアドバイスをするのが中小企業診断士の役割です。

中小企業診断士の勉強することで、企業経営に関する知識や問題解決のための思考力など様々なスキルを身につけることがでるため日本版のMBA(経営学修士)とも言われています。

 

中小企業診断士の仕事内容

中小企業診断士の仕事内容は、文字通り中小企業の経営状況を診断分析し、よりよい経営に導くためのアドバイスを行うことです。

依頼を受けた企業に赴き経営に関する資料を読み込んだり、経営層や現場責任者などにヒアリングを行って企業の経営状態を総合的に分析します。

分析した結果を基に経営に関する課題や、コスト削減など生産性向上の改善案などを診断報告書にまとめて企業に提出し、経営改善の手助けをすることが主な仕事となります。

中小企業診断士は企業に勤務している企業内診断士と独立開業している独立開業診断士の2種類に分類できます。

 

中小企業診断士資格の活かし方

企業内で経営に関わる

中小企業診断士の試験に合格した後、独立開業せずそのまま会社内で企業内診断士として活躍するやり方です。
中小企業診断士として登録している人の約8割が企業内診断士と言われています。

企業に勤務している方が中小企業診断士の資格を取得した場合、試験勉強で得られた経営やマーケティングに関する知識を活かして、経営企画部門やマーケティング部門、さらには経営スタッフとして活躍できる可能性が広がります。

また企業内で様々な経験を積むことにより、将来独立開業する場合に役立つことにもなります。

転職する際も中小企業診断士の資格を持っていると、経営全般に関する知識を持っている証明になりプラスの評価を受ける事ができます。

経営コンサルタントとして独立開業

中小企業診断士の資格取得後、経営コンサルタントとして独立開業するケースも多いです。

経営コンサルタントは中小企業診断士の独占業務ではありませんが、経営に関する唯一の国家資格保有者ということで顧客の信用を得やすく、顧客を獲得しやすくなります。

経営コンサルタントとして中小企業に対してのコンサルティング業務を行ったり、中小企業支援センターや商工会議所などから委託されて業務を行うこともあります。

またセミナー講師や執筆活動など様々な活躍の場があるのが独立開業のメリットとなります。

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中小企業診断士第1次試験の受験情報

試験日8月上旬の土日2日間
申込日5月31日まで
受験資格誰でも受験できます
受験地札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇
受験料14,500円
試験内容マークシート方式による多肢選択式
合格基準・総得点の60%以上
・各科目で40点を下回る科目がないこと
詳細中小企業診断士試験

 

中小企業診断士1次試験について

受験資格

中小企業診断士試験に受験資格は必要ありません、誰でも受験できます。

試験日と受験地

中小企業診断士1次試験はは毎年8月上旬の土日2日間に行われます。

受験地は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の8都市で行われます。
試験会場の指定および同一地区内での試験会場の変更はできません。

試験内容と合格基準

中小企業診断士の資格試験は1次試験と2次試験の2部構成となっています。
2次試験は1次試験に合格した方のみ受験することができるようになっています。

1次試験

1次試験はマークシート方式による多肢選択式(四肢択一または五肢択一)で行われます。
受験科目は次の7科目です

・A.経済学・経済政策 60分 100点
・B.財務・会計 60分 100点
・C.企業経営理論 90分 100点
・D.運営管理 90分 100点
(オペレーション・マネジメント)
・E.経営法務 60分 100点
・F.経営情報システム 60分 100点
・G.中小企業経営・中小企業政策 90分 100点

合格基準は
・総得点の60%以上
・各科目で40点を下回る科目がないこと
となっています。

2次試験

2次試験は1次試験合格者に対して実施され、筆記試験及び口述試験で行われます。
なお口述試験は筆記試験により口述試験を受ける資格を得た方を対象に実施されます。
筆記試験の試験内容は次の4課題です

【事例Ⅰ】組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略および管理に関する事例 100点
【事例Ⅱ】マーケティング・流通を中心とした経営の戦略および管理に関する事例 100点
【事例Ⅲ】生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例 100点
【事例Ⅳ】財務・会計を中心とした経営の戦略および管理に関する事例 100点

 

中小企業診断士合格までの道のり

中小企業診断士1次試験は科目合格制を取っています。

1次試験で科目ごとの点数が100点満点中60点以上であれば「科目合格」として認められ、翌年から2年間はその科目の試験を免除することができます。

その他にも公認会計士や会計士補、税理士、技術士などの資格保有者は一部科目の免除制度が認められています。

2次試験は1次試験合格者のみが受験することが出来ますが、「中小企業診断士養成課程」を受けることで2次試験の筆記試験および口述試験を免除することが出来ます。

合格後中小企業診断士として活動するには経済産業大臣からの登録を受ける必要があり、登録は5年ごとの更新が必要です。
更新の際は所定の研修を受講することや、一定の実務経験があることなどが要件となります。

 

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