資格種類 | 難易度 | 合格率 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
国家資格 | やややさしい | 50% |
・PC利用者が対象でITパスポートの上位資格
・IT知識が全くない場合の学習時間はおおよそ200時間
目次
情報セキュリティマネジメントとは
情報セキュリティマネジメントは、一般の利用者を対象に情報セキュリティに対応できる人材の育成を目的として平成28年に創設された資格です。
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。
情報セキュリティマネジメントの仕事内容
近年サイバー攻撃や情報漏洩のが増加しているため、各企業では情報セキュリティ対策は喫緊の課題であり、情報セキュリティに関して技術的な対策ができる人材を育成する必要があります。
情報処理推進機構では、情報セキュリティマネジメント受験を勧める対象として5つの人物像を紹介しています。
1.業務で個人情報を取り扱う全ての方
2.業務部門・管理部門で情報管理を担当する全ての方
3.外部委託先に対する情報セキュリティ評価・確認を行う全ての方
4.情報セキュリティ管理の知識・スキルを身に付けたい全ての方
5.iパス(ITパスポート試験)合格から、さらにステップアップしたい全ての方
情報セキュリティマネジメント資格の活かし方
就職や転職に有利
情報セキュリティ対策の重要性が緊急の課題となっている企業が多くありますが、それに対する人材の育成はまだまだ進んでいない企業も沢山あります。
このためセキュリティに関する知識を有している情報セキュリティマネジメント試験合格者は、就職や転職の際に有利となります。
社内でのスキルアップ
情報セキュリティマネジメント試験合格者は企業内で情報セキュリティ対策部門や、一般従業員に対するセキュリティ対策の指導的役割を果たすことが期待されています。
また情報セキュリティマネジメント試験合格者に資格手当を支給している企業もあるので、収入面でもメリットは大きいと言えます。
情報セキュリティマネジメントの受験情報
情報セキュリティマネジメント試験はCBT(Computer Based Testing)方式により実施されます。
試験日 | 上期(7月ごろ)と下期(12月ごろ)の年2回 *令和5年度より通年で実施予定です |
申込日 | 試験日の1ヶ月程前 |
受験資格 | 誰でも受験できます |
受験地 | CBT方式 |
受験料 | 5,700円 |
試験内容 | 午前試験:四肢択一式 午後試験:多肢選択式 |
合格基準 | 午前試験、午後試験共に100点満点中60点以上 |
詳細 | 情報セキュリティマネジメント試験 |
情報セキュリティマネジメント試験について
受験資格
情報セキュリティマネジメント試験には受験資格はありません。誰でも受験することが出来ます。
試験日と受験地
情報セキュリティマネジメント試験はCBT(Computer Based Testing)方式により実施されます。
例年上期(7月)と下期(12月)の年2回 、1ヶ月程度の試験期間の中で希望の試験日時を選んで受験します。
注:情報セキュリティマネジメント試験は令和5年度よりCBT方式により通年で実施されます。
試験内容と合格基準
情報セキュリティマネジメント試験には午前試験と午後試験に分かれています。
午前試験
午前試験は多肢選択式(四肢択一)90問で行われます。内容は
・テクノロジ系
・マネジメント系
・ストラテジ系
となっています。
:午後試験
午後試験は多肢選択式問題が3問出題されます。
出題される問題は情報セキュリティに関する具体的事例を基にした長文問題です。与えられた文書を読んで、その回答となる文書を穴埋めしていく形式で実施されます。
情報セキュリティマネジメント合格までの道のり
情報セキュリティマネジメント試験のITスキル標準は、レベル1から4のうちの「レベル2」でITパスポート試験に次ぐレベルとなっています。
IT知識が全くない受験者の場合はおおよそ200時間の学習時間が必要とされていますが、基礎的なIT知識を持っている方であれば、50~100時間程度の学習時間で合格レベルに達することが出来ます。
午前試験は暗記が中心なのでさも度問題ではありませんが、午後試験の問題は長文で出題されるため、出題の意図と長文を読み解く力が求められるので、十分な対策が必要となります。
参考書や過去問題集のみの学習でも独学で合格することは十分可能ですが、学習時間が十分に取れない場合や、自信がない方は通信教育を利用することをお勧めします。
情報セキュリティマネジメント合格の第一歩は資料請求から
情報セキュリティマネジメント合格の第一歩は資料請求から始まります。