資格種類 | 難易度 | 合格率 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
国家資格 | 難しい | 20% |
・マンション管理会社で需要が多い資格
・マンション管理士とのダブル資格でさらに有利に
目次
管理業務主任者とは
管理業務主任者は2001年に制定された「マンション管理適正化法」によって新しく誕生した資格で、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格者のことです。
マンション管理会社には、委託を受けたマンション管理組合30組合につき1名以上の専任の管理業務主任者がいなければならないことになっています。
管理業務主任者試験は、マンション管理士試験と出題範囲の多くの部分がかぶっているので、両方の資格試験を受験する人が多いです。
管理業務主任者の仕事内容
管理業務主任者は、マンション管理組合との管理委託契約締結の際に、管理契約上の重要事項の説明、契約書の記名・押印のほか、受託した管理業務の報告を行うのが主な仕事となります。
なおこれらの業務は、管理業務主任者の独占業務となっています。
管理業務主任者はこれらの独占業務のほか、マンション管理組合ではカバーしきれない部分をサポートするのも重要な仕事です。
主な内容は以下の通りです。
・管理組合が開催する理事会や総会のサポート
・メンテナンスの計画と実施
・マンションの住人や業者への対応
管理業務主任者資格の活かし方
管理業務主任者資格を生かせる主な就職先はマンション管理会社です。
マンション管理会社には、委託を受けたマンション管理組合30組合につき1名以上の専任の管理業務主任者がいなければならないことになっています。
このため管理するマンションが増えてくると必然的に管理業務主任者の求人も増えてくることになります。
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管理業務主任者の受験情報
試験日 | 12月の第1日曜日 |
申込日 | 9月 |
受験資格 | 誰でも受験できます |
受験地 | 北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県 |
受験料 | 8,900円 |
試験内容 | 四肢択一のマークシート方式 問題数50問 マンション管理士試験合格者はマンション管理適正化法5問が免除 |
合格基準 | 概ね70%以上の正解 |
詳細 | マンション管理業協会 |
管理業務主任者試験について
受験資格
管理業務主任者試験には受検資格はありません、誰でも受験する事ができます。
試験日と受験地
管理業務主任者の試験は、毎年の12月の第1日曜日に行われます
受験地は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県の8都道府県となっています。
試験内容と合格基準
管理業務主任者試験は四肢択一のマークシート方式で行われ、全部で50問が出題されます。
出題範囲は
1.管理事務の委託契約に関すること
2.管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
3.建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
4.マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
5.上記1~4に掲げるもののほか管理事務の実施に関すること
なおマンション管理士試験合格者はマンション管理適正化法5問が免除されます。
管理業務主任者試験の合格基準は年によって多少前後しますが、概ね70%以上の正解が必要です。
管理業務主任者合格までの道のり
管理業務主任者試験の学習範囲は、マンション管理士試験と重なった部分が多いため、両方同時に学習した方がより効率的です。
管理業務主任者試験に合格するには、約300~400時間程の勉強時間が必要と言われています。マンション管理士試験は約500~600時間程程度の学習が必要と言われているので、同時期に学習すると重なり合った部分の学習時間を短縮することが出来ます。
また万一どちらかが不合格となった場合でも、次回の試験で5問分の点数がもらえるのも助かります。
管理業務主任者の試験は基本問題の出題が多く、市販の参考書や問題集も多くあるため、独学での合格も十分可能です。
しかしマンション管理士との同時受験や、働きながらの受験は時間の使い方が非効率になる傾向にあるので、出来れば通信講座等を受講して効率的な学習をすることをおすすめします。
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