リテールマーケティング(販売士)とは?仕事内容や資格の活かし方、試験概要までわかりやすく解説

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リテールマーケティング(販売士)資格の概要

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資格の種類民間資格
合格率1級 約20%
2級 約50%
3級 約60%
難易度やさしい
試験日等ネット試験(CBT方式)
随時(休止期間を除く)
合格までの平均学習時間1級:7,850円
2級:5,770円
3級:4,200円
資格を活かせる職業・就職先・スーパー、百貨店
・卸売業
・会社の仕入れ部門

リテールマーケティング(販売士)とは

リテールマーケティング(販売士)とは日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する検定試験です。

リテールマーケティング(販売士)検定試験の資格を有していると、小売店舗での販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティング、労務管理や経営管理などの知識を有していると認められます。

店舗で適任あるポジションを任されたり、会社によっては資格保有者に手当が支給されることもあります。

注意:販売士試験は2015年度から、「リテールマーケティング(販売士)検定試験」と名称が変わりました。(販売士の名称はそのままです)

リテールマーケティング(販売士)資格の活かし方

販売士の資格が活かせる就職先は小売業界や大手流通業界です。

販売士の資格を取得しているということは、接客や販売の技能だけでなく在庫管理やマーケティングなどの知識を有している証明にもなるので、就職や転得に有利になることも多いようです。

特に転職際は前職での経験や実績に加え、販売士の資格を取得していることをアピールする事で転職活動を優位に進めることができるでしょう。

また販売士の資格は一生使えるスキルです。結婚や子育てで現役を離れても再就職の際に優位になるのでとても魅力的な資格と言えます。

企業によっては自己啓発のため販売士等の資格取得を奨励支援しているところも多くあります。

また小売業ではキャリアップの手段として販売士資格の取得は優位に働きます。特に販売士の1級の資格を取得すれば店長や管理職に昇格したり、資格手当が支給されるなど収入アップにつながります。

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リテールマーケティング (販売士) 検定試験の概要

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試験日*ネット試験(CBT方式)
 1・2・3級:随時(休止期間を除く)
申込日随時
受験資格誰でも受験できます
受験地全国各地
受験料1級:7,850円
2級:5,770円
3級:4,200円
試験内容試験科目 各級共通
1. 小売業の類型
2.マーチャンダイジング
3.ストアオペレーション
4.マーケティング
5.販売・経営管理
合格基準1級:各科目において70点以上
2級:5科目の平均点が70点以上で、かつ1科目ごとの得点が50点以上
3級:5科目の平均点が70点以上で、かつ1科目ごとの得点が50点以上
詳細商工会議所の検定試験

リテールマーケティング(販売士)検定試験の詳細

受験資格

リテールマーケティング(販売士)検定試験は受験資格はありません。誰でも女権することができます。

試験日と受験地

リテールマーケティング(販売士)検定試験は2021年7月からネット試験(CBT)方式へ変更されました。

全国のCBTSテストセンターで随時受験することができます。

詳しくは

試験内容と合格基準

販売士の試験科目は各級共通で

1. 小売業の類型
2.マーチャンダイジング
3.ストアオペレーション
4.マーケティング
5.販売・経営管理

の5科目となっています。

主題形式は各級共通で1科目あたり穴埋記述式10問、択一穴埋問題式10問で5科目合計で100問です。

1級:1科目あたり穴埋記述式 10問、穴埋択一式 10問
(1科目20問。5科目合計で100問)  90分

2級:1科目あたり正誤択一式 10問、穴埋択一式 10問
(1科目20問。5科目合計で100問)  70分

3級:1科目あたり正誤択一式 10問、穴埋択一式 10問
(1科目20問。5科目合計で100問)  60分

合格基準は各級ごとに異なり

1級:各科目において70点以上
2級:5科目の平均点が70点以上で、かつ1科目ごとの得点が50点以上
3級:5科目の平均点が70点以上で、かつ1科目ごとの得点が50点以上

となっています。

科目合格制度

販売士1級試験については、不合格となっても70点以上取得した科目は「科目合格」が適用されます。
有効期限は、科目合格をした試験日の属する年度の翌年度末までとなります。

試験科目の一部免除

販売士2級及び3級試験では一部科目免除制度があります。

2級の場合は、日本商工会議所が実施する「2級販売士養成講習会」又は「養成通信教育講座」を受講した場合、「販売・経営管理」科目が免除されます。

3級の場合は、日本商工会議所が開催する「3級販売士養成講習会」又は「養成通信教育講座」を受講した場合、「販売・経営管理」科目が免除されます・

全商協会主催による「商業経済検定試験」の合格者は、「マーケティング」「販売・経営管理」科目が免除されます。

リテールマーケティング (販売士) 検定合格までの道のり

販売士試験はさほど難しい試験ではありません。
特に2級3級は学習教材をしっかりと学習していれば、独学での合格も十分可能です。

1級の受験に関しては、受験科目は2.3級と同じ科目ですが、より深い知識が必要となるので学習教材を使った学習の他に実務経験も必要となる場合があります。

科目毎の難易度はおおよそ学習時間に比例しますが、上位15%の競争試験のためどの科目を選択しても合格難易度に変わりはありません。

むしろ自分が興味がある税法や将来税理士としてどの分野を得意分野にしたいかで選ぶ方が良いと思います。

例えば資産関係に興味があり将来資産税に強い税理士を目指すのであれば、所得税法・相続税法・固定資産税を選ぶのも良いでしょう。

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