資格種類 | 難易度 | 合格率 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
民間資格 | やさしい | 10~50% |
・会計の基礎となる資格
・初級~1級まで4段階
・経理や会計の能力を証明できる
・事務系への就職に有利
目次
簿記検定の種類
簿記検定は簿記会計に関する知識がどの程度であるかを評価する検定試験で、試験の主催団体が異なる「日商簿記検定」「全商簿記検定」「全経簿記検定」の3つがあります。
・日商簿記検定(日本商工会議所 簿記検定試験)
・全商簿記検定(全国商業高等学校協会 簿記実務検定)
・全経簿記検定(全国経理教育協会 簿記能力検定試験)
これらのうち就職や転職に有利な試験は毎年50万人以上が受験する日商簿記検定です。
日商簿記検定は第1回試験が1954年に実施されるなど歴史があり、社会的な知名度も高く有益な資格として認知されています。
日商簿記検定とは
日商簿記検定は、日本商工会議所および各地の商工会議所が主催する資格試験で、初級~1級まで4段階に分かれています。それぞれの試験科目は以下の通りです。
・初級:簿記の基本知識
・3級:商業簿記
・2級:商業簿記、工業簿記
・1級:商業簿記、工業簿記、会計学、原価計算
各級のうち就職や転職に有利となるのは3級以上で、2級を取得すると簿記会計の知識が優れていると認知されているので就職や転職にかなり有利となります。
日商簿記検定資格の活かし方
簿記検定の資格が活かされる仕事は会社の経理部門です。特に日商簿記検定ば社会的に認知度が高く、就職や転職する際に有利になります。
一般的には2級以上の資格が高く評価されますが、3級であっても簿記の基礎知識があると見なされるので一定の評価は受けられます。
また日商簿記検定1級合格者は、税理士試験の受験資格が与えられるため、会計事務所や税理士事務所などに就職して税理士を目指す方がチャレンジする資格となっています。
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日商簿記検定の受験情報
試験日 | *統一試験(ペーパー式) 1級:6月の第2日曜日、11月の第2日曜日 2・3級:2月の第3日曜日、6月の第2日曜日、11月の第2日曜日 *ネット試験(CBT方式) 2・3級:随時(休止期間を除く) |
申込日 | 各試験日の2か月前 |
受験資格 | 誰でも受験できます |
受験地 | 全国各地 |
受験料 | 1級 7,850円 2級 4,720円 3級 2,850円 |
試験内容 | 1級:商業簿記/会計学、工業簿記/原価計算 2級:商業簿記、工業簿記 3級:商業簿記 |
合格基準 | 70%以上の正解 |
詳細 | 商工会議所の検定試験 |
日商簿記検定試験について
受験資格
日商簿記検定試験に受験資格は必要ありません、誰でも受験できます。
試験日と受験地
統一試験(ペーパー式)
1級:6月の第2日曜日、11月の第2日曜日
2・3級:2月の第3日曜日、6月の第2日曜日、11月の第2日曜日
受験地は全国各地の商工会議所単位で実施されます
ネット試験(CBT方式)
2・3級:随時(休止期間を除く)
休止期間は統一試験の前後1週間程度
受験値は全国各地
詳しくは 商工会議所ネット試験施行機関リスト
試験内容と合格基準
1級:商業簿記/会計学 90分
工業簿記/原価計算 90分
2級:商業簿記/工業簿記 90分
3級:商業簿記 60分
合格基準はいずれの級も全体の70%以上が必要です。但し1級については1科目ごとの得点の40%に満たない場合は不合格となります。
日商簿記検定合格までの道のり
日商簿記検定3級は簿記の入門資格として毎年多くの人が受験しています。
合格までに必要な学習時間は200時間程度、合格率も50%以上と資格試験の中でも比較的優しい部類に入リます。
日商簿記検定2級は経理の実務を行う上で必要資格とされ、2級合格レベルであれば中小企業の経理部門で活躍できる資格になります。
このため難易度も高く、合格までに必要な学習時間はおおよそ500時間程度、合格率は約25%程度に上がります。
日商簿記検定1級は簿記検定の最高峰の資格で、商業簿記や工業簿記の他に会計学や原価計算といった比較的高度な内容になっています。
合格の難易度もグッと高くなり、合格までに必要な学習時間は1,000時間以上、合格率も10%程度と難関資格となってしまいます。
日商簿記検定1級合格者には税理士試験の受験資格が与えられる為、高校卒業者や大学で必要単位を取っていない人にとっては、税理士への登竜門となっています。
簿記検定は市販のテキストや問題集も数多くあり、2級までであれば独学での合格も十分可能です。
1級合格を目指す場合は、専門学校や通信講座を利用して効率的に学習するほうが早期合格に近づきます。
日商簿記検定合格の第一歩は資料請求から
日商簿記検定合格の第一歩は資料請求から始まります。
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